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ワタリドリ[Alexandros]歌詞&アルバムレビュー『ALXD』 [[Alexandros][Champagne]]

Alexandros 『ALXD』アルバムレビュー#1『ワタリドリ』
(歌詞は最後にあります)


こんばんは、トラ猫のとらじろうです。

[Alexandros]のNEWアルバム[ALXD]が発売されてから
一週間が経とうとしています。

もう手にされましたでしょうか?
おそらくこのブログを見ている方は、ほとんどが
ヘビロテしていることでしょう。

わたくしも負けじと[Alexandros]愛をアピールしなければなりませんね。

なんせ、かれこれ5年も昔から応援してきていますから。

出会いは、『City』。

あれは、YouTubeでした。

関連動画一覧に紛れていた
おしゃれ”そう”なMVがビビッときて目に止まったのです。

MVおしゃれだし、ボーカルの声に惹かれました。
なんとなく-


当時の媒体はIPodでしたから、そこにYouTubeから他の曲も引っ張ってきて。
2,3曲でしたかね。

けっこう気に入った割には、他にもたくさん聴いてみたいという欲求はあまりあらず、
『For Freedom』
『Cat2』
あともう一曲くらい
でしたね。

フォーフリ聴いた時は、え?!こういう尖ったバンドなんだ。
と意外な印象でした。

そして、Cat2でまたしても
あら?!またなんか前と様子が違うぞ。
と印象が変わりました。

それと同時に、
このバンド、というかこのボーカルの英語
かっこいいと思うようになりましたね。

そして、曲の進行が平凡でないというか、がらりと変わるというか
そこにも惹かれているわけですよ。

そして、メロディーもかっこいいし

この頃から完全にハマりました。

そのあとは、何を聴いたか忘れましたが
すっかり   虜
だったのは間違いありません。


そんな僕が、初めてアルバムレビューをします。
(普段、古めの曲レビューは行っていますが)

アルバムに収録されている曲、
一曲、一曲レビューしたあとに
最後に総括としてアルバムレビューする形式を予定しています。

ということで、ココは順番にレビューするのが
アルバムの流れに忠実でいいのかなと思いましたので
第1回目は、ワタリドリです。

シングルですでにリリースされている曲も
改めて『ALXD』という括りで俯瞰して
しっかりとりこぼしのないようにレビューします。

レビューした後に、採点をします。
これは、僕にとって新たな試みです。

普段は古い曲、それこそシャンペイン時代の昔から何度も聴いている曲をレビューしているのですが、
過去の様々な思い出と結びついて率直な・素直な評価(採点)が
できなかったので採点しませんでした。

しかし、今回は、初めて触れる曲なので、新鮮に・適正に採点できると思い、
やってみたいと思います。

そして、採点するにあたり、
賛否両論あると思いますが、
僕はあくまで[Alexandros]が大好きです。
時に低い点数をつけるかもしれませんが、
点数低い曲であっても決して悪い曲ではないということはご了承を。

たまに、どの曲も全部イイぜ!全部100点だぜ!!
みたいな人がいますけれど、
それは、少し冷静さを失っているというか。

洗脳に近いかと。
信者でなにが悪いの?と言われるかもしれません。

しかし、あなたの意思はないんですか?と

あなたは、ただの完全なる受動体ですか?と
それは、思考停止と呼びます。

あなたは、音楽を聴き、音楽を感じ、音楽を評価するべきです。

このバンドの言うこと、成すこと全てが、カッコいいっていうのは結構ですが、

このバンドの出す曲は有無を言わさず、完璧なんだ、
とならないようにしたいものです。

もう少し、ココはこんな感じの音の方がよかったんじゃないかな。
こういう歌詞の方がしっくりきたのにな。
と感じてもいいんじゃないでしょうか。

人それぞれ違うんですから、それぞれの感性があって然るべきです。

現に他の人は、あなたの好きなバンドと違うバンドが好きだったりするじゃないですか。


正解、不正解はないんです。

正確に言うと、正解はあなた自身です。

裏を返すとあなたの正解は、あなただけに当てはまります。
他人の正解は他人の正解。

だから、YouTubeのコメント欄に登場する謎の論争(時間の無駄)、
このバンド最高!
いいや、このバンドよりあのバンドの方が最高!は、
ちゃんちゃらおかしいんです。

本質が見えてない。

えっと、脱線すみません。。


今回、評価する項目を大きく分けると
■音楽性 ■歌詞(メッセージ)

その中でも以下⑥点(こちらは、独自の視点と偏見によります。それと、この評価ポイントは以降、改善修正を加える場合があります。)に分かれます。


①新しさ
②インパクト
③中毒性
④感動
⑤アレキらしさ
⑥タイトル




ワタリドリは、わりと最近シングルで世に出た曲ですよね。

単刀直入に結論から言います。
僕的にこの曲は
最高!!!!では ありません。

アルバムのトップをかざる一曲なので、
ボーカル川上洋平さんをはじめ
メンバーは、かなり気に入っているのかもしれませんが。

この曲、可もなく不可もなくというか
ありきたりな曲とまでは言いませんが、
アレキサンドロスらしさがないというか。(それは、ただ単にPOPだから。とか
そういう薄っぺらい理由ではなく)

どんどん変化し進化することは嬉しいですし、
違った一面を見せるというのがアレキらしさであるのかもしれませんが、
もう少しアウフヘーベンした進化が見たいというのが本音です。

残念なことに、感動もそれほど感じなかったのです。
おそらく歌詞が今までにないほど、
愚直・ストレートだからかもしれませんね。
川上さんの書く詩はいつも、
代わりが利かない唯一無二の個であふれていて、
それは芸術として楽しませてくれる、感情を揺さぶられる
そういったものなのです。

音楽的にもひと癖、ふた癖もあるところが魅力ですが、
この曲は、そうではない気がします。

しかし、いいところも当然あって
川上さんの綺麗な高音を活かした突き抜けるようなサビがあったり、
イントロのクールな低音との棲み分け・メリハリなんかは
聴いていて気持よくならざるを得ません。

さらに、少ない英語の歌詞のゴロ・響きは例のごとく
抜群で、さすがですよ。


今回、初回ということで
軽くこのあたりでまとめに入りたいと思います。

①新しさ
イイ意味での新しさとは言い難いにしろ、新しさはありました。
☆4点

②インパクト
新しさがイイ新しさではなかったので、従ってインパクトはさほどでした。
☆2点

③中毒性
正直、僕はヘビロテできなかった。この曲で一番足りない要素です。
聴いていて心地イイんですけど、すぐ消費しちゃう、そんな感じでもったいなかったです。
☆1点

④感動
あまり低評価ばかりつけるのは忍びないんですが、感動という要素もいまいちです。
☆2点

⑤アレキらしさ
歌詞のメッセージにこめられた強い気持なんかは川上さんらしさ、アレキらしさと
呼べるでしょう。一方でアレキらしさを失っているところはおおいにありました。
☆2点

⑥タイトル
ワタリドリというタイトルは、この曲で伝えたかったコトに
はまっていると思います。
『Wataridori』
『ワタリドリ』
『渡り鳥』
いろんな表記の仕方がありますが、この片仮名表記がベストなチョイスだったと思います。
可もなく不可もなく。
☆4点

以上、総合得点は2.5点です。

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『ワタリドリ』 歌詞

■のところは和訳です

------------------
I wanna fly so high
Yeah, I know my wings are dried
■空高く飛びたい 翼は枯れているけど

「翼仰げば」って人は云う

その向こうにあるは無情
飛べる者 落ちる者

誰も見てない
気にも留めない
それでも飛び続けた

傷ついた言葉乗せ
運びたいから

追いかけて 届くよう
僕等 一心に 羽ばたいて
問いかけて 嘆いた夜
故郷は 一層 輝いて

ワタリドリの様に今 旅に発つよ
ありもしないスト―リーを
描いてみせるよ

I wanna fly so far
away with my guitar
■遠くに飛びたい このギターを持って
「一人じゃない」って人々は歌う

間違いじゃない 理想論でもない
ただ頼って生きたくはない

誰も聴いてない
気にも留めない
それでも歌い続けた

傷ついたあなたを
笑わせたいから

追い風 届けるよ
僕等 一心に 羽ばたいて
遠い過去を 背負ってた
あなたを未来へ運ぶよ

ワタリドリの様に今 群れをなして
大それた四重奏を
奏で終える日まで

All this time we come and we grow
Now it's time that we should go
But we both know that this is for sure
it's not the end of the world
Well, see one day
■我々はここまでやってきた
そして別れの時がやってきた
でもお互いこれだけはわかっているはず
これで終わりじゃないって事は
だからいつかまた会おう

追いかけて 届くよう
僕等 一心に 羽ばたいて
問いかけて 嘆いた夜
朝焼け色に 染まっていく

ワタリドリの様に いつか舞い戻るよ
ありもしないストーリーを
いつかまた会う日まで
------------------


出だしのレビューにしては、辛口かつ上から目線的なところがあったかもしれません。
ワタリドリファンのみなさん、
アレキサンドロスは愛しているので、どうか大目に見てやってください。

それでは。
To Be Continued…

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ニコ太郎

ドロスの曲のレビューいくつ拝見させてもらいました!!!自分とは見方が違うので読んでて面白いです。
質問なんですがあなたの言うドロスらしさとはなんですか?どの曲が1番ドロスらしいですか?
個人的にはRan AwayやFamous day とかがドロスって気がします!
by ニコ太郎 (2015-12-21 21:24) 

kohei215

コメントありがとうございます☆

僕が思うドロスらしさとは、、、
まず申しあげておかなければならないのが、単に昔の曲がドロスらしくて最近の曲はドロスらしくないという事ではないということ。
昔から今までの歴史を辿ってみて、その中で見えてくるもの1だと思っています。
まあそのためには、彼らの音楽の原点に遡ってみないと分かりません。

彼らの(特にボーカル洋平さんの)音楽に対する姿勢は、反骨精神であったり俺らが一番だぜ的な尖った部分がまずひとつ。そしてアツさ。心のなかから沸々と沸いてくるもの。
それらが歌詞にふんだんに詰まっていながら、音はそうでなかったりする。至ってクールだったり。そのギャップひっくるめて彼ららしさなのかなと。

一番はやはりCityだと思っています。
彼らにしか作れない曲ですね。Wanna Get Outや二コ太郎さんのおっしゃる
Famous dayなんかもですね。
by kohei215 (2015-12-24 01:27) 

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